2014年6月 2日

溶接開先

140602.JPG一応晴れと思えるが、昨日までに比べるとかなり空は白っぽい。それでも今日も軽く30゚Cを越えたらしく、ラジオではこの時期に真夏日が続くのは27年ぶりと言っていた。逆に言えば27年前には、同じ状況があったと言うことでこの陽気、もしかしたらそれほど異常でもないのかも。まあいずれにしても、6月に入ったばかりにしては、すでに真夏のようで蒸し暑い。そんな本日は、大和工場に顔を出し、今月の工程調整と製作中の品物の状況確認。これ、製作中のパイプ溶接。厚肉パイプにフランジを溶接しているのだが、肉厚全体を溶接するため、開先を取りそれを埋める作業になる。すでに2層溶接しているが、この開先を全て埋めるには、かなりの作業が待っている。溶接棒は、こうして開先を手溶接で埋めて、母材同等強度が求められ、実際には母材よりも1ランク上の品質が要求される。この世界では常識だが、溶接棒は特殊ノウハウの詰まった高品質の鋼材。

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