成瀬隆彰
キャリアカー
昨日までの、まったく降らなさそうな感じから一転して、今日は朝から突風が吹き荒れて、空気もヌメりいつザッとひと雨来てもおかしくない空模様。それでもここ横浜あたりは、夕方になり、パラパラと落ちてはすぐに止まるという程度。全国的には、かなり激しく降ったところもあったらしい。そんな本日は、午前中は手配品の確認や引取をして、午後は川崎へ行き現場作業。以前納めた装置の改造で、完全に屋外の作業になるので、雨の予報にコレは困ったと思ったが、なんとかギリギリ降られるコトなく作業を終えた。これ、信号待ちで前に止まったキャリアカー。クルマを運搬するトラックで、まあごくフツーに目にするタイプのクルマ。しかしコレ、運搬空間を確保するため、２階の支柱はあくまで細く、補強の筋交いも無い構造。これで、キャビン上まで含めれば、２台すなわち３トン近くを支持するもの。カーブでかかる水平力を考えれば、ホントにコレ、限界設計ではと思えるシロモノ。まあようするに、これと同じものを、責任を持って設計できるかと言われれば、自信が無いのでもっとゴツイ部材を使いたいと言うと思う。フツーに世の中で見るモノも、経験と実績の裏打ちは、ある意味ホントに強いと思う。
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