成瀬隆彰
インペラー溶接
相変わらず柔らかい雲の多い青空だが、気温の上がりは少しおさまり、多少なりとも過ごしやすさを感じる日曜日。お盆前までに書かねばならない図面があふれ、本日もほとんど１日引きこもり。まあ、いつものコトではあるワケだが、日曜日の作業は気分的に乗りが悪く、進捗具合はちょっとイマイチ。これ、そんな感じで以前の工場の写真をながめていて、ちょっと懐かしくなった、直径2.4mのインペラーの製作風景。インペラーは、小さいモノやSUS316の特殊なものなど、ずいぶんいろいろと作ったが、これはほぼ最大級になる製品。羽根は溶接欠陥防止のため、時間はかかるがアルゴン溶接で盛上げる。このインペラーは、製作途中で機械加工が必要で、品物が何回も機械屋との間を往復する。確か１０年間で２台作ったので、設備廃棄していなければ来年あたり、そろそろリピートが来ても良い時分。
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