成瀬隆彰
非常電話
午前中はいかにも梅雨らしいシトシト雨が降っていたが、午後には降りやみ、ちょっとだけ青空が広がった。この天気、もし昨日だったら溶接ができなくて、ホント困っていたと思うワケで、結構ついてるのかと思ってしまう。この３日間は工事で、事務所の方がおろそかになっていたので、午前中はそうしたもろもろの集中処理。午後はそれぞれの工場の、製作中の品物の進捗確認で、新羽からはじまり鶴見、大和とひとまわり。そんな中、２時すぎに昨日の現場から電話あり。お客さんが仕様変更を言い出して、至急対応をして欲しいとのこと。納品翌日のお客さんからの電話、ほとんどは不良などの悪い知らせが一般的。不良ではないのでホッとしたが、かかってきた番号通知を見た時は、ホント心臓が止まるかと思った。これ、以前首都高のパーキングで見た非常電話。最近は携帯は発達して、こうした電話、出番も少ないだろうと思うのだが先日の震災で、こうした専用回線の電話はやはり必要だとあらためて思った。
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