成瀬隆彰
伝熱工学資料
このところ毎日同じように、青空がまぶしいほどにきれいに晴れる。今朝も通勤途中の道路から、富士山がくっきり見えて、晴れているだけではなく、空気も澄んでいることを感じる。昨日神田で入手できなかった本を、ネットであちこちの、図書館の蔵書をかたっぱしから調べたら、県立川崎図書館にだけあることが分かり、全ページコピーするつもりで借りに行った。これ、その本日借りた、日本機械学会が出している伝熱工学資料。現在の最新版は改訂５版になるのだが、これは１９７５年に出された改訂３版。この伝熱工学資料、種々のコトがかなり詳細に書かれていて、結構実用性の高い本なのだが、ボイラーや復水器、冷却塔について、きちんと書かれているのはこの改訂３版まで。時代はその後、スチームで動力を得ることがマイナーになったのか、加熱炉としてまとめて説明を減らし、他のことにページを割いている。昨日買った改訂４版と中を見比べてみると、ホント、時代は流れているということ、つくづく感じる。
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