成瀬隆彰
上げ底容器
今日は一日薄雲が空を覆う一応晴れと思える日。日中の気温は20℃止まりで、この時期にしては肌寒さを感じる。そんな本日は、あと回しにしていた種々検討を順次こなす。これ、本日食べたスーパーの鮭弁当の容器。ときどき買って食べていたが、気のせいか満腹感が物足りない。手に持った重さも軽く感じ、レンチンしたせいか容器の裏が変形したよう。食べた後に容器を見ると、容器の裏が盛り上がってる。区分け部を見ると、レンチンで変形したワケではなく、あきらかに成型時からの上げ底容器。ヘリと中央では厚みが半分。いまどき原価のほとんどは人件費。材料を節約しても、どれだけ原価低減に寄与するかと思うが、まあ、今でも298円を維持しているのも、こうした涙ぐましい努力の結果。逆にこうした上げ底容器が堂々とプレス成型されているのは、日本のインフレも本格的と言えそうな気がする。
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