成瀬隆彰
溶接ケーシング
夏らしいくすんだ青空でも晴れの日が続くにつれ、日々気温が上がるのか、今日は朝からすでに焦げそうな陽気。月初めの土曜日で、午前中は個人的な所用をこなし、昼前から事務所に出て、外乱の少ない曜日はいつも通りの集中作業。今日もＸＰモードでＰＣ相手の引きこもり。作図前はいろいろ可能性も考えるが、実際にはいろいろ条件が重なって、書いているうちに落としどころが見えてくる。なにごとも具体的な形にすると、問題点もはっきりする。これ、大和工場で製作中のケーシング。ちょうど機械加工から上がってきて、これから再度溶接で形を作る。機械加工では、手前側を切削加工をしているのが判るが、反対側も内面も加工を施している。こうした溶接構造物は、機械加工での切削代を見込んで製作するので、材料厚みや寸法の取り方が難しい。機械屋との相談が必要なので、そうした連携ができないと、作ることのできない品物。
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