『第74号:アイデアは腐るもの』


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   鉄の厨房:アイデアは腐るもの

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 ●人間生だれしも

  必ず何かを考えているもの。
  そして、いろいろアイデアが思いつく。

  目の前のことの改善、品物を便利にすること。
  さまざまな、アイデアを出していく。


 ●あたまの中にあるだけでは

  優れたアイデアも絵に書いた餅。

  アイデアは、実現してはじめて意味がある。
  アイデアは形にして、実行して意味がある。

  実現できないアイデア、意味がない。


 ●アイデアを取られる

  本当に取られるようなアイデア、無いと思って間違いない。

  自分の中で、すばらしいと思っているもの。
  実際は、たいしたこと無いこと、多いもの。

  それより、人に話して、固める方が進むもの。


 ●いろいろな人の意見が入り

  そうして、実用的なものに仕上がっていく。
  一人で考えても、まとまること、ありえない。

  頭の中に置いておいても、前には進まない。

  形にして、実現に向け進めること、大切。

  アイデアはなまもの。
  置いておけば、必ず腐る。


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 編┃集┃後┃記┃
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  サラリーマン時代は、特許出願のノルマが年間3件以上。
  当時はよく、3~4人でフリーディスカッションをして、アイデア
  を出したものでした。

  一人で考えていても、アイデアはまとまりませんが、人に話しをし
  たり、意見を出したりすることで、明確な形になったものでした。

  その時アイデアが出なくも、そうして話しをすることで、活性化す
  るのか、その後でアイデアがまとまること、よくあったものです。

  少なくとも、一人の頭の中だけでは、発酵して終わるものです。


  では、また次回、お会いしましょう。


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