『第60号:分解、組立をくり返す』


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   鉄の厨房:分解、組立をくり返す

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 ●技術の進歩

  全ては人間の、考えたこと。
  多くの人が、知識と知恵を集約する。

  良くなる方法、多くの人が考える。
  問題点、解決するのが、人のサガ。


 ●人の考え

  やり方、方法、工夫する。
  けっして手品をするわけではない。


 ●分解組立のくり返し

  問題点、考えるのは、分解作業。
  対策を、作ることは、組立作業。

  どうして、なぜをくり返し、一つ一つを分解する。
  そうやって、分解したもの、目的に従って再構築。


 ●そのくり返しが技術の進歩。

  分解深さ、歴史に従い深くなる。
  組立て内容、歴史に従い煩雑に。

  そうしたものが、専門化
  極めた人が、専門家。


 ●複雑な技術

  それを単純化するのも、また技術。
  そうして物事、多くの分野が広がるもの。


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 編┃集┃後┃記┃
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  現象を解明することで、どうすれば良いのかが見えるものです。

  科学の発達は現象解明を、より精緻に行います。
  技術はそうして解明されたものを、人間に利用できるように、組立
  てを考えるものです。

  コンピューターが発達したことで、現象解析が飛躍的に発達し、そ
  の結果、対応方法の検討もすすんだものです。

  機械技術から離れれば、たとえば生命科学の分野では、遺伝子レベ
  ルでの解明が行われ、医療、薬品の開発に貢献しています。

  食品についても、すべてのものが、分析できる世の中になってます。

  より精緻に分解することで、いままでの組立てを再構築する。
  そうしたことが、技術の発達を促していると思うものです。


  では、また次回、お会いしましょう。


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