『第55号:できた時から次がはじまる』


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   鉄の厨房:できた時から次がはじまる

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 ●技術は常に

  さらに良いもの、便利なものを求めて進歩する。
  いつでも、人は新しい事を創造していく。

  その作業は、あたかも無から有を産み出す仕事。
  作られたもの、全ては人が考えた成果。


 ●やりかた、方法

  そこには、人の知恵、知識が集約されている。
  考えることは、エンドレス。

  つねに新しいこと、最適な事を模索する。
  細かいところまで、知恵を出し、ベストな答えを考える。


 ●作るものは、いつでも一番

  そうした、考えで作るもの。

  完成までの道のり、試行錯誤のくり返し。
  作る途中で、方向転換、そんなことのくり返し。

  動いた時、機能した時の達成感、大きいものがある。


 ●作ったもの

  完璧と思える時間は短いもの。
  できたもの、世の中に出たものはすでにあるもの。

  次のものは、それ以上を要求される。
  できた時から、次に向けて、考え出す。

  そのくり返しが、技術の進歩。


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 編┃集┃後┃記┃
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  人間、できてしまったもの、世の中にあるものは、すぐにあたりま
  えのものに、なるものです。

  現在身の回りにある、どんな小さなモノでも、それを作り出すには、
  いろいろな人の知恵、知識が集約されているもの。

  そして、できた物から、さらに新たな考えが浮かんでくるものです。
  それは、その物にたずさわった人ほど、そうしたものが強いもの。

  なぜなら、その物に対して、真剣に考えた経験があるからです。


  では、また次回、お会いしましょう。

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