『第44号:人のなかで発達する』


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   鉄の厨房:人のなかで発達する

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 ●技術とは

  言ってしまえば、人の知識。
  あることについて、どうするのかを考えた結果。

  それは、人のやりかたを勉強して、改良して進歩する。
  ある意味、個人レベルの知識の集大成。


 ●上手くできないこと

  できるようになる方法、手段を、考える。
  その時、過去の文献、書類を調べること、多いもの。

  しかし、一番早いのは、人に聞くこと。


 ●自分の経験できること

  人生はだれでも1回だけ。
  他人に聞くのは、その人の経験を加えること。

  文献、書類からの知識、正確さでは、一番いい。

  しかし、書類にならない知識、経験。
  それが、ポイントの技術であること、多いもの。

  感覚的であるだけに、簡単に真似できないもの。


 ●3人集まれば文殊の知恵。

  議論すること、人の経験した時間を加える手段。

  考えるポイントの違いも、認識できる。
  議論することで、考え方の整理もできる。

  そのまま利用できなくても、ヒントは得られる。


 ●もちろんそうした

  他人の知識を集約するのは、個人の仕事。
  集約した人、多くの人の知識を吸収したのと、同じこと。

  文献、書物、その行間を埋めるのは人。
  人からの知識、その人の経験を受け継ぐ手段。


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 編┃集┃後┃記┃
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  文献、書物など、文字になった情報は基本的に正確なものです。

  人は、知識を文字にして残すとき、あいまいなこと、はっきり
  断言できないことは、書く事ができないからです。

  その意味で、数字、理論、方法など、正確さを求められるもの
  は、文字情報から得るのが一番ですし、間違いの無いものです。

  しかし、人からの情報は、そうした文字情報にはない、感性の
  部分があるものです。

  実際の経験に基づいた知識であり、その情報量は必ずしも多く
  はないですが、真に生きた情報といえるものです。

  大企業など、人が多くいる組織では、多くの人の経験を、生き
  た情報を吸収できる、チャンスがあるものです。

  サラリーマン時代、周囲の先輩に教わったこと、議論したこと、
  全て自分の財産になっていると思います。

 

  ところで、話しは変わって・・・

  先日LEONなる雑誌、某ブログで知り、軽~く立ち読み。
  世の中に、こういう雑誌が存在すること、ほんとカンドーでした。

  で、とても買うことができなくて、その場は一時退散。
  それをカミさんに話したところ、カミさん、早速買って来ました。


  自宅にLEONがあるのを見た、娘たち。

  次女:これっておとーさん、一番興味無い世界だよね。

  長女:レオンの吊り広告を見るたび、いつも爆笑!。これ読む人っ
     て絶~対もてないんだろうなって。えッ?!、おとーさんが
     ちょいわるオヤジ?、きも~~~いぃぃぃ!!


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  家族の中で、どういう評価を受けてるか、とてもよくわかりました。


  では、また次回、お会いしましょう。


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