『第30号:開発と後追い』


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   鉄の厨房:開発と後追い

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 ●技術競争の世界

  先行して開発していく会社と、後追いする会社があるもの。
  それは、スキ、キライの問題ではない。

  後追いしても、利益が取れそうであれば、後追い企業がでること、
  あたりまえ。

  利益のあるところ、競争者があらわれるもの。


 ●新規開発と、後追い

  どちらも、それぞれに苦労はつきもの。

  新規開発、解答のない問題を手探りで解くようなもの。
  できるかどうか、まったく見えない。

  後追い技術。回答のある問題を解くようなもの。
  必ずできること、分かっているもの。

  特許を避けながらの、後追い。いろいろ苦労はあるもの。
  しかし、できることは分かっている。


 ●技術とまとめられること、多いものだが

  実際の内容、かなり違う。

  新規開発、手探りで作るとき、スマートさとは、無縁の世界。
  それこそ、ダメモトで、なんでも試して見る、そんなことも必要。

  分業できること、できないことの区分けが難しい。

  一方、後追い技術、組織力が求められる。
  人海戦術も一つの方法。

  資本力のあるところは、ある意味、得意とするもの。


 ●先頭を走り続ける事

  言うのは簡単、そして理想。
  "一番"の心地良さに惹かれるもの。

  本当に意味があるのか、難しい問題。

  追い付くまでの仕組みと、トップを走るための仕組み。
  違うものと、考えることも必要。


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 編┃集┃後┃記┃
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  "一番にこだわる"そう言う人がいます。
  一番は必ず強い、そして、ブランドになる。

  一方、"2番手でいい"そう言う人もいるもの。
  一番はリスクが大きい。少なくても確実に利益を取れる。

  どちらも正しいように、感じられるものです。
  私がいた会社、この"2番手でいい"と言う人がいた会社でした。

  当時は圧倒的な1番がいて、ドングリのせいくらべが、4社の業界。

  しかし、個人的には一番にこだわる方に、軍配をあげたくなります。


  経済、市場が成長しているとき、1番以外の会社も生きていけます。
  しかし不況の時代、1番以外は、負け組と言われたものです。

  私のいた会社も、規模を捨てて、分野を絞った一番を模索しました。
  結果的に、業界の勝ち組と言われたものでした。

 

  話しは変わって、11月18日(金)に"砂漠に水"の杉山氏が当
  社に来られることになりました。

  砂漠に水...→ http://www.mag2.com/m/0000135791.html


  岐阜から来られるますので、当日歓迎会を行いたいと思います。
  参加希望の方は、題名を"歓迎会"として、メールをお願いします。

  場所:JR品川駅近く
  時間:18時~20時程度
  人数:10人程度まで

 

  さらに変わって・・・

  12月3日(土)今年を締めくくる、大忘年会が行われるようです。
  場所はこれも品川、もちろん私も参加します。

  忘年会...→ http://www.boo3.net/sabanin/051203tokyosabaku.htm


  では、また次回、お会いしましょう。


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