『第17号:標準化』
◆─────────────────────────────────◆
鉄の厨房:標準化
◆─────────────────────────────────◆
●標準化は工業では欠かせない概念
もちろん、日本で一番有名な標準は"JIS(日本工業規格)"
それだけでなく、ものづくりの会社、かならず"標準化"をす
すめているもの。
●人間1人でできること
スーパーマンでもないかぎり、多少の差はあれ、限られたもの。
人間社会の基本は、分業による作業の効率化。
それぞれの分担に従い、仕事をしていく。
共同で作業をするためには、部品、作業の共通化が必要。
そうして、仕事のばらつきをおさえ、作業の効率化を行う。
●標準化されたこと
できるだけ広く、多くの人に使われることが必要。
同じ品物、標準がいくつもあると、、さまざまな混乱がおきるもの。
日本はメートルネジ、アメリカではインチネジが使用される。
六角頭のボルト、締めるスパナの大きさも、違うことになる。
工具もそれぞれに専門の工具が必要になる。
標準は一つに統一されるのがベスト。
本来、標準化の目的はそういうもの。
●標準化は両刃の剣。
技術は"改良"をくり返して進歩するもの。
標準はこの"改良、進歩"には反する概念。
標準化されたこと、そこで改良が止まるもの。
標準を変更することは、なかなか大変なもの。
技術の発達に制限を加える。
◆─────────────────────────────────◆
┏┓
■┛ 今日のおすすめメルマガ
わたしが読んでいる、おすすめのメルマガをここで紹介します。
音楽が趣味のかた、けっこう多いのではないでしょうか。
私も高校時代は、エレキギターにはまってました。大学、社会人になる
に従い、自分で演奏することは、ほとんどなくなってしまいましたが、
そのうち、もう一度はじめたいと、思っています。
ちょっと不思議系の元ヤマハ音楽講師が、そんな思いを持ってる人に向
けて、ポイントを文字にして送っているメルマガがこれ。
http://www.mag2.com/m/0000153071.html
日刊メルマガですが、毎週末にはピアノの生演奏もついてます。
本人、いやだと言ってますが、ミスタッチのあるほうが、聞いていて
リアル感があるもの。個人的は大好きです。
ピアノだけでなく、ドラムも叩く音楽講師のちょっと不思議なメルマガ。
読み出すと、引き込まれる、そんな世界です。
http://www.mag2.com/m/0000153071.html
------------------------------------------------------------------
音楽は、イメージすること。
楽譜は、立体的に読むこと。
音楽するときの大切なエッセンスとやさしい基礎知識を、
ドラムも叩くピアノ講師が、日刊でお届けします。
【ピアノのおけいこ】~ココロに効く、音楽♪
⇒ http://www.mag2.com/m/0000153071.htm
◆─────────────────────────────────◆
編┃集┃後┃記┃
━┛━┛━┛━┛
標準化の範囲、以前はそれぞれの国内だけで、問題はなかったも
のです。ですから、JISは、日本だけの標準。
しかし、今は世界がとても狭くなりました。
ISO(国際標準化機構)によって、全世界での標準化もすす
められてます。
しかし、それぞれの国で、独自の標準を採用してきてましたか
ら、過去に作られたものとの整合は大変です。
アメリカは相変わらず、長さはインチ、重さはポンドなど、メ
ートル法で育った私には、なじみの薄い単位を採用してます。
標準化されるもの、基本的には煮詰まった技術。
発達中の技術では、混乱がおこるものです。
新しいものでは、標準獲得に、激しい競争が行われます。
古くはビデオ、今はDVDでしょうか。
私がパソコンをはじめた頃、日本ではNECの9801が事
実上の標準でした。
いろいろな計算プログラムを9801上で作りました。
ですから、今でも9801は大事に確保してるのです。
ビジネスにおける、事務の標準化にはかかせない情報満載!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
身近な道具で売上倍増↑ビジネス最適化ぶっちぎり指南塾
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
登録はこちら...→ http://www.mag2.com/m/0000136305.htm
では、また次回、お会いしましょう。
.........................................................................................................