『第17号:標準化』


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   鉄の厨房:標準化

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 ●標準化は工業では欠かせない概念

  もちろん、日本で一番有名な標準は"JIS(日本工業規格)"

  それだけでなく、ものづくりの会社、かならず"標準化"をす
  すめているもの。


 ●人間1人でできること

  スーパーマンでもないかぎり、多少の差はあれ、限られたもの。

  人間社会の基本は、分業による作業の効率化。
  それぞれの分担に従い、仕事をしていく。

  共同で作業をするためには、部品、作業の共通化が必要。
  そうして、仕事のばらつきをおさえ、作業の効率化を行う。


 ●標準化されたこと

  できるだけ広く、多くの人に使われることが必要。
  同じ品物、標準がいくつもあると、、さまざまな混乱がおきるもの。

  日本はメートルネジ、アメリカではインチネジが使用される。

  六角頭のボルト、締めるスパナの大きさも、違うことになる。
  工具もそれぞれに専門の工具が必要になる。

  標準は一つに統一されるのがベスト。
  本来、標準化の目的はそういうもの。


 ●標準化は両刃の剣。

  技術は"改良"をくり返して進歩するもの。
  標準はこの"改良、進歩"には反する概念。

  標準化されたこと、そこで改良が止まるもの。
  標準を変更することは、なかなか大変なもの。

  技術の発達に制限を加える。

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 編┃集┃後┃記┃
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  標準化の範囲、以前はそれぞれの国内だけで、問題はなかったも
  のです。ですから、JISは、日本だけの標準。
  しかし、今は世界がとても狭くなりました。

  ISO(国際標準化機構)によって、全世界での標準化もすす
  められてます。

  しかし、それぞれの国で、独自の標準を採用してきてましたか
  ら、過去に作られたものとの整合は大変です。

  アメリカは相変わらず、長さはインチ、重さはポンドなど、メ
  ートル法で育った私には、なじみの薄い単位を採用してます。

  標準化されるもの、基本的には煮詰まった技術。
  発達中の技術では、混乱がおこるものです。

  新しいものでは、標準獲得に、激しい競争が行われます。
  古くはビデオ、今はDVDでしょうか。

  私がパソコンをはじめた頃、日本ではNECの9801が事
  実上の標準でした。

  いろいろな計算プログラムを9801上で作りました。
  ですから、今でも9801は大事に確保してるのです。


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