『第12号:正しい金儲けは社会に役立つ』


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   鉄の厨房:正しい金儲けは社会に役立つ

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 ●仕事をしてお金を稼ぐ

  ごく当たり前のこと。
  しかし、お金に対して、後ろめたさを持つ人も多い。

  金儲けは、汚いことではありません。
  お金は生活するためには、必ず必要。

  お金の伴わない仕事は、責任感も希薄になりがち。


 ●人間社会は分業制

  お金の存在、もとはと言えば、ぶつぶつ交換

  自分の持ってるモノと、相手の持ってるモノの交換。
  モノの交換は大変だから、モノとお金の交換に。

  自分の得意のことを仕事とし、それを必要とする人、
  その人の持ってるお金と交換する。それが金儲け。


 ●正しく稼ぐ、金儲け

  それは、自分の仕事が、社会の役に立っている証拠。
  お客さんが"お金を出しても欲しい"そんなモノを作っている証拠。

  稼いだお金のぶんだけ、役に立つものを、世の中に送り出したこと。

  そして、ものは生活を便利にする。
  お客さんの役に立つもの。

  それが、ものづくりの金儲け。


 ●機械、道具の存在意義は

  機械や道具は必ず仕事をするもの。そして、機械を使わない時より、
  間違いなく仕事の能率が上がるもの。

  コストダウン、省力化。全ては機械化、自動化で行うもの。
  機械の価値は、それを使うことで得られるお金で計るもの。


 ●勘違いの仕事依頼

  "機能は適当でいいから、見栄えだけ良く作ってくれ"

  そして続く言葉"ちゃんとお金は、払うから"


 ●役に立たない機械を売る

  それは、お客さんを騙す小道具。

  機械でなくても、壷でも絵でも、なんでもいい。
  お客さんから、お金を引き出せればそれでいい。

  うまく見せて"欲しい"と思わせる。これは詐欺。

  役に立たないもの、お客さん、使えばすぐにわかる。
  そんな商売、決して長くは続かないもの。

 

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 編┃集┃後┃記┃
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  正しいお金儲け。稼いだお金の分だけ、社会の役に立っている。

  これはものづくりに限ったことではありません。しかし、ものづく
  りの仕事は、自分のした仕事、作ったものは、社会の役に立ってる
  はずという、自負心は持てるものです。

  もちろん、人間ですから、お金をたくさん稼ぐ人を、うらやましい
  とも思いますし、自分もたくさん稼ぎたいものです。

  しかし、経済原理として、正しいこととは理解できても、単なる会
  社の売り買いや、株の売り買いが、どう社会の役に立つのか、なか
  なか理解できないです(でも、株はやりますよ、へへ)。

  ところで、このような仕事をしていると、詐欺のような仕事の依頼
  が時々入ってくるもの。共通点は"見栄えを良く作ってくれ"です。

  いくら"お金は出す"と言われても、そのお金、詐欺の片棒を担い
  で得たものでは、社会の役には立てたとは、言えないと思います。

  そこまで固い事、考えるわけではなくとも、目的のはっきりしない
  仕事は、気が乗りませんので、お断りすることにしています。


  では、また次回、お会いしましょう。

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