『第65号:課題はなくならない』


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   鉄の厨房:課題はなくならない

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 ●道具、機械の目的は効率化

  もっと楽に、効率を求めて、さまざまな技術が出現する。
  技術の発達、能率、精度が良くなるもの。


 ●いつの時代も

  科学技術は極限まで、進んだと言われるもの。
  人間に、課題はなくなったと、言われるもの。

  以前の技術にないものは、人間作業と比較する。
  人間にはできないことを、行う場合も当然ある。


 ●技術の進歩は

  人間作業を効率化、そうして経済は発達する。
  機械化は、生産性を向上させる、増幅器。

  効率が上がるかどうかが、判断基準。
  品質の安定化も、効率向上の一つの基準。


 ●経済が発達すれば

  人の作業、価格は相対的に高くなる。
  そうしたことが、機械化される原動力。


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 編┃集┃後┃記┃
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  技術の進歩は、経済と密接につながっているものです。
  すなわち、経済を発達させることに、つながるものでなければ、存
  在意義が無いとも、考えられます。

  その機械、道具を使うことで、生産性が向上すること。
  すなわち、同じことを人がするより、安くできること。

  それが、機械や道具の存在意義になるものです。

  家庭電化製品でも、それを使うことでの節約できる時間と、その品
  物の値段との比較で、買う人は判断しているもの。

  人件費の安いところに工場を作る場合、自動化機械を入れるよりも、
  その作業を、人が行う方が安い場合があります。

  ただし、品質の安定性まで含めて、考える必要があります。


  では、また次回、お会いしましょう。


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