『第21号:計画図』


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   鉄の厨房:計画図

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 ●図面の目的

  もちろん、最後はモノを作ること。
  そのための指示書が図面。

  しかし、モノ作りには、いろいろな段階がある。
  大きなものになればなるほど、その段階を意識しないと作れない。


 ●モノには目的があるもの

  目的の仕事、機能を行うのに、必要な形、動作。
  それが満足できるかどうか、図面を作って検討する。

  この時作る図面が計画図。


 ●計画図は

  モノを作る側、使う側の重要な接点。
  計画図で説明をして、承認を受けて作りはじめる。

  この時点での図面は、装置全体を書いたもの。
  動作、形状について、考える。


 ●図面を見るポイントは

  図面に"書いてないこと"を想像する。
  書いてあることは、書いた人が考えているもの。

  書いてない、機械の動き、人の動き、周囲の動き...。
  それらに想像をめぐらせる。


 ●身近なのは、家作り

  間取り、配置を図面で打合わせ。

  書いてある配置、戸棚...
  書いてない、自分が使う姿を想像することが大切。

  それでないと、モノができてから、困ったことになる。
  ...こんなはずじゃなかった...


 ●計画図のレベルはいろいろ

  最初から、機能しない図面。
  どうやって作るのか、不思議な図面。
  操作のできない図面。

  計画図はモノ作りのスタート。


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 編┃集┃後┃記┃
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  図面とひとくちに言いますが、今回取り上げた計画図、その他
  に、製作図、加工図、組立図があります。

  それぞれに、目的が違い、図面を見る時のポイントが変ります。
  それぞれについては、そのうちに書きたいと思います。


  図面というものは、それ自体が"作品"とも考えられます。

  それで作られる"モノ"のよしあしは別として、図面として、
  ほれぼれするものがあるのも、事実です。

  加工の指示、寸法の記入のしかた、ポイントになる部分を部分
  詳細で書くなどの、表現の巧みさ。

  特に昔の手書きの図面には、図面書きの職人魂を感じさせるも
  のが多かったものです。

  なにしろ、図面として全体構成をしっかりイメージしてないと、
  紙からはみ出しますから。

  モノ書きの世界では、プロのライターさんに近いものです。


  そう言えば、私の文章。なにしろ、技術屋が書いてますので、
  書き方はテキトーです。

  "体言止め"の書き方が...などと、メールいただきますけど、
  なんのことやら、自分ではサッパリわかってません。

  いざとなったら、"文を書くの、わたし、シロウト"って、逃
  げようかと思ってます。


  では、また次回、お会いしましょう。


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