ひずみ矯正
朝から空には薄雲がかかり、まだ残暑はキツイが日差しがやわらいで少し過ごしやすい一日。そんな本日も月末月初のあれこれで、出たり入ったりの雑務の日。明日は打ち合わせで一日外なので、なかなか本来業務にたどりつけない。これ、以前出したスクリューのひずみ取り作業。パイプに羽根を溶接するが、溶接によるひずみでかなり曲がりが発生する。スクリューに平行に糸を張り、曲がりを測定しながら矯正作業。回転させながら数か所測定して、曲がりが1mm以下になるまで修正する。方式は俗に「お灸をすえる」と呼ばれる、バーナーであぶって赤く熱した後に水をかけて急冷する。プレスで加圧修正方法もあるが、矯正と測定を同時に行うにはお灸がベスト。最後の写真はお灸をすえた跡。この矯正方法も「どこをどの程度バーナーで熱するか」は職人の感覚で行うワケだが、熟練職人はアッという間に曲がり1mm以下に修正する。
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