2012年8月30日

レーザー加工機

120830.JPG昨日と同じような、薄雲のかかる晴れの天気。そんな本日も昨日と同じく、朝から八王子で機械装置の試験立会い。屋外の上にいろいろ肉体仕事がついてまわり、1日終わると顔は焼けて全身が筋肉痛。本日の予定は順調に終わり、明日は最後の試験とその後の撤収作業。このまま天気が、崩れないコトを願うばかり。これ、仲間の工場のレーザー加工機。レーザーは、板金屋が持っていることが多いのだが、ここはどちらかと言えば中型主体の製缶工場で、社内向けの型切断をこれで行う。19mmまで切れるらしいが、効率の良いのは12mm程度と言っていた。ここで作る溶接モノは、精度がよくて仕上げもきれい。やはり仕事は、道具と人だと、あらためて思う。

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2012年8月28日

機械ベース

120828.JPG今日もいつもと同じように晴れて、痛いほどの強い日差しと、34゚Cまで気温の上がる猛暑の1日。ラジオでは厳しい残暑と言っていたが、こよみの上ではそうなのだろうが、どう考えても残暑とは言いがたい。そんな本日、午前中はいつも通りに、事務所で積み上がった検討課題をコツコツこなし、午後は明日からのテストに向けて、装置の積み出しの立会い作業。これ、そんな大和工場の内部の様子。大型機械のベース部分を、厚板を組合せての製缶溶接。溶接が終わったら、機械加工を行う前に、残留応力を除去するために焼鈍し、その後は大型加工機を持っている機械屋へ。溶接構造物の機械加工、加工前の焼鈍は、かならずセットで考える。

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2012年8月26日

アルミ製手摺り

120826.JPGこちらは相変わらずの晴天で、猛暑日も同じように続いているが、大きな台風が発生しているらしく、そんなニュースも流れてくる日曜日。朝から自宅で、昨日と同じく設計検討。途中で買い出しに行ったり昼寝もしたりと、休みということで進捗はイマイチだが、それでもそこそこまとまった。最近の受注は特殊なモノばかりになってきて、秘密保持の契約上まとまった品物は、なかなか写真を出すワケにはいかないモノ。これ、最近製作したアルミ製の取外し式の安全柵。取外しをするのに軽量化したいと言うことで、鉄からアルミにリプレース。専門屋で曲げた品物に、桟を溶接で取付ける。アルミの溶接、バーナーを使用して事前加熱が必要なので、冬はいいが、夏は暑くてけっこうしんどい作業。これも溶接個所は少ないが、バーナー加熱が必要なので、工数的にはある意味結構かかっている。

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2012年8月23日

木綿材料

120823.JPG今日は処暑で、暑さも遠のく日とのことだが、まだまだ暑さはピークに近く、ラジオでは、今日も各地で猛暑日になったと言っていた。明日からは、月末対応で現場に張付きになるので、昨日言われた、保証協会の継続手続き、朝からあちこちで書類を集め、なんとか銀行へ提出した。こうした雑用、できる限り時間を浪費したくない。これ、正直ウチには似合わない、まるで内職のようなものづくり。下ごしらえだが、木綿の靴下のようなモノを、一定の長さで切断している。機械装置は目的にあわせて、いろいろな材料を組合せるが、ある意味、専門屋が無いモノは、どうしても自分たちで作って行く。これも、木綿とグラスウールとステンレスの溶接で作るシロモノ。まあ、手間賃がきちんと出れるのであれば、それは仕事と呼べるハズ。

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2012年8月21日

NCボーリング

120821.JPG朝から雲一つない青空で、今日も日中は日差しが厳しい夏らしい暑い1日。午前中は新羽の機械屋、鶴見の仲間とグルッとまわり、製作中の品物の確認指示。いずれもほぼ工程通りで、月末には無事に納まりそう。昼すぎからは事務所に戻り、見積り検討と作図検討。ある意味こちらも、すっかり平常運転に入ってきた。これ、新羽の機械屋で加工している長さ2.5mの長尺製品。お盆前にフライス加工の様子を出したが、これはNCボーリングマシンでR加工を行っているところ。最初は重さ1トンのブロックだったが、加工が終われば重量はほぼ半分。ようするに、残りの半分は切削屑。特殊材で加工前熱処理を含めると、材料価格は70万ほどになるのだが、35万は切削屑に変ると思うと、ある意味ちょっと感慨深い。

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2012年8月18日

レベルパッド付キャスター

120818.JPG朝方は、昨晩の雨の残るどんよりとしたくもり空。昼頃に一度ザッと降ってきたが、その後はなんとか晴れて、雲は多いが青空も見える。今日は午後から出かけるので、まとまった検討などは後回しで、少しやれば、終わることだけ作業した。まあ本日は、帰りは何時になるか判らないのでこのブログ、出かける前に書いて予約更新。これ、製作中の装置に使用する、レベルパッド付キャスター。キャスターとして移動もできるし、固定する時はバッドを下げて使用する。台座部分にギザギザをつけて、バッドで固定する時は、回転しないようになっている。こうした汎用部品、結構よく考えてあり、しかも価格はホントに安い。まあ、こうした部品類、国産で無い可能性もかなりありそう。

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2012年8月15日

歪み矯正

120815.JPG朝は空は真っ白で、空気はぬめッとした蒸し暑さ。しかし、日中には雲は多いが青空ものぞき、相変わらず湿度は高いが気温の上がりはソコソコの1日。だいたいの会社は、今日がお盆休みの最終日で、ラジオでは、Uターンラッシュの渋滞情報を流していた。そんな本日は、午前中に来客が一件、午後は川崎へ行き、お客さんと打合せ。ここ何日かは、事務所で引きこもりの日々だったので、ある意味少し気分転換。もっとも設計の方は、まったく進捗しなかった。これ、以前撮った溶接歪みの矯正作業。だいたい多くは、プレスを使い押して矯正するのだが、これは形状が複雑で、プレスに掛けることができない品物。右手にバーナー、左手にホースを持ち、あぶっては水をかけて、熱膨張と収縮を利用しての歪み取り。現場では、"お灸をすえる"と呼んでいるが、このやり方は、職人のカンよるところが大きい手法。上手な職人は、アッという間に曲りをなおす。

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2012年8月 9日

フライス加工

120809-1.JPG相変わらず、柔らかい雲が多いが白っぽい青空の、ちょっと日差しが柔らかい晴れの1日。昨日よりは気温は上がるが、それでも31゚Cと猛暑と言うほどではない、まあまあ過ごしやすい。そんな本日も、機械屋からの、加工中の品物の問合わせや確認依頼で、昼頃ちょっとだけ外に出ただけで、朝から事務所でPC相手のにらめっこ。お客さんからの修正依頼などもあり、お盆前の最後のドタバタ。これ、機械屋へ行った時に撮った、フライス加工中の品物。全長2.5mという長尺製品。材質もSCM440と言うクロモリ鋼で、発注してから入るまでに3週間。加工後に高周波焼入れを行うので、受注から納品までの工期はかなりかかる。ここのフライスはヘッドが傾く特殊なタイプで、それを利用して斜めに加工を施している。この後NCマシニングに移動して、特殊加工を行うので、まだまだ先は長い話し。

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2012年8月 5日

インペラー溶接

120805.JPG相変わらず柔らかい雲の多い青空だが、気温の上がりは少しおさまり、多少なりとも過ごしやすさを感じる日曜日。お盆前までに書かねばならない図面があふれ、本日もほとんど1日引きこもり。まあ、いつものコトではあるワケだが、日曜日の作業は気分的に乗りが悪く、進捗具合はちょっとイマイチ。これ、そんな感じで以前の工場の写真をながめていて、ちょっと懐かしくなった、直径2.4mのインペラーの製作風景。インペラーは、小さいモノやSUS316の特殊なものなど、ずいぶんいろいろと作ったが、これはほぼ最大級になる製品。羽根は溶接欠陥防止のため、時間はかかるがアルゴン溶接で盛上げる。このインペラーは、製作途中で機械加工が必要で、品物が何回も機械屋との間を往復する。確か10年間で2台作ったので、設備廃棄していなければ来年あたり、そろそろリピートが来ても良い時分。

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2012年8月 3日

機械加工品

120803.JPG朝はそら一面を雲が覆い、少し薄暗いくもり空。しかし、その後は青空が広がり、いつも通りに気温の上がり、ラジオでは、熱中症に注意と言う夏らしい1日。午前中は昨日の図面の仕上げをしたり、近くの機械屋へ行って指示したり。午後は相模原へ行き、装置の動作確認の立会い。戻ってきたら7時前で、何かとバタバタとした週末の1日。これ、ずいぶん以前の写真だが、機械加工が終わり引上げてきた、アルミと銅合金の装置部品。部品総数はこの何倍もあるのだが、写真のアルミはA7075という、鉄に匹敵する強度を持ったジュラルミン。銅合金もC5191という、これも同じく高強度のリン青銅。いずれも特殊材で補修は不可能。加工ミスはそのままオシャカ。依頼をしている機械屋は、チタン材をメインとしていて、加工はかなり信頼できる。

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